この日待ちに待った決勝戦の相手は、村岡フェニックスさん。
その勢いのまま
次の6回裏にも
再度8番バッターからのチャンスメイクにより
見事価千金の1点をもぎ取ります。
そのまま最終回7回表の相手の攻撃を
見事三者凡退で切り抜け、
悲願の秋季市大会を制する結果となりました。
まだまだ現在進行中の県大会、
この秋季市大会の優勝により、各地区の代表チームによる真のチャンピオンを決定する更に大きな大会も控えています。
選手達にはひとまず喜ぶことは喜んで、
また次のステップに向けてこれに慢心する事なく突き進んで行ってもらいたいと思います。
「野球で一番好きな時はどんな時?」
という質問に、
「チャンスの場面で打って
ランナーをホームに返せた時。」
と教えてくれた
チームの攻守において大事な役割を担っているセンターの選手に
決勝戦のことを聞いてみました。
このチームに入れてくれたみんなに
「ありがとう」ってずっと言えてなかったから、
決勝戦では感謝の気持ちをプレーで出そうとしました。
でも相手のピッチャーもすごく良くて、
チャンスの場面で打てず
みんなを助けることができませんでした。
それでもみんなが繋いで点を取ってくれて、
優勝をすることができました。
優勝が決まった時、
気づいたらぼくは泣いていました。
それは、活躍できなかったからではなくて、
助け合える仲間と一緒に優勝することができたからです。
・・・・
一度野球から離れていた時期があった彼の今の気持ちは
仲間への想いがいっぱい詰まっていました。
まだまだ卒団まで試合は続きます。
最後まで野球を楽しんでね!